こんばんは。草井真良です。
前回の記事を見返してみて、作ったTorノードの使い方や「そもそもTorって何?」という説明がなかったのでここで紹介したいと思います。
Torとは何か?という説明はCanonさんのページやGigazineさんのページで詳しく解説されています。
要するに「複数の海外サーバを経由して、利用者がどこの国の人間かというのを分かりにくくする技術」という事です。
さて、その技術はどうやって使えるのかと言いますと、以前の記事のようにプロキシで使う方法もありますが、
一番簡単な方法は「Tor Browser」というブラウザソフトをダウンロードして使う事です。
URLから画像のような画面が出てくるので、使っているOSに対応したTorをダウンロードしてください。
(ちなみにiOS版は公式で無かったりする)
利用風景はこんな感じになります。
(画像は私が拠点の1つにしている株式会社バリューラウンジの会掲示板です。これよりTorを使うにふさわしいサイトはありますが、読者が危険に巻き込まれる危険性を鑑みて紹介しません)
ダウンロードしてそのまま使っても良いのですが、前回設定したノードを使いたい場合、
「Tor Browser」→「Browser」→「TorBrowser」→「Data」→「Tor」の中にある「torrc」をメモ帳などで開いてください。
その中でExitノードの場合、”ExitNodes (設定したExitノードの名前)”と設定すると「入り口と中間ノード」→「設定した出口ノード」となります。
前回、安全な確認くんで紹介したような事になります。
他にも設定できる項目欄としては
・StrictNodes – Excludeで指定したノードへ接続するかしないかを0と1で指定できる。1の場合は絶対に接続しない。0は接続してしまう場合がある。
・NumEntryGuards – 中継するノードの数の設定。多すぎると動作が遅くなる。
・ExcludeExitNodes – ここで指定された国の出口ノードは使わない。
・ExcludeNodes – 指定したノードには接続しない。国コード、IPアドレスなどを指定可能。
ここまで長々と説明しましたが、この技術を使って悪用はやめてください。
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それではお疲れさまでした。
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