2023/9/22追記:やっぱり無料プランが完全に廃止されました。残念です。
こんにちは。草井真良です。
今年初め前後にブログをBloggerからPorkbunの WordPressに変更してから半年が経ちました。
すぐ飽きるかなー?と思いながらも、ここまで続けてこれて良かったです。
はじめに
この前の話です。
何となくPorkbunさんのWordpressプランを見たら無料プランが消えていました。
広告があるとはいえ、流石にお安いドメインに無料のWordpressのブログサービスが付いていたのは太っ腹過ぎて割に合わなくなったのでしょうか。
有料プランも最初の1年は破格の安さで提供されており、それ以降の年もそれなりの割引価格が適用されますが、元々の月々の料金が高い!との事で、万一Porkbunさんから有料プランにしてくださいと言われた際に乗り換えができそうなホスティング会社を探しました。
それではどうぞ。
海外のWordpressホスティング
国内のサーバ会社ではなくいきなり海外のサーバから紹介していきます。
すぐ下のBlackHostとiHostを除いてオフショアホスティングや防弾ホスティングと呼ばれるものです。
防弾ホスティングって何?という方は私の過去記事をご覧ください。
BlackHost
・ドメイン契約可能
・Wordpressプラン 3.95ドル/月~
「bulletproof vps」と検索したら出てきたサーバ会社です。
「防弾データセンターでバックアップ!」、「直接核攻撃に耐えるように構築された秘密の核バンカーに保管されている当社のサーバー」と強そうですが、「DMCA Policy: FORWARD」という気になる文面が。Ignore(無視)ではないので気になって説明を読んでみると、
注文したい製品に「DMCA FORWARD」とマークされたリファレンスがある場合、その製品はこの文書のセクション 1 に記載されている上記の法律の対象となり、法的重要性があることを意味します。これは、著作権の侵害が禁止されていることを意味します。コンテンツを投稿し、そのコンテンツの所有者ではない場合、何らかの不正行為が行われた場合、サーバーはヌル ルーティングされるか、データがサーバーから永久に削除されます。
https://black.host/dmca-forward-policy
DMCA(=デジタルミレニアム著作権法)の法律の対象になります。
要するに著作権侵害されたコンテンツは停止する、極端な話ですとテレビ番組のキャプチャとか本の一部をサイトに載せて誰かに通報された場合、そのサイトを潰しますよという事が載ってあります。
本物の防弾ホスティングはそういう事はしないので、ここは本物の防弾ホスティングではない事となります。でも安価だから選択する価値はありでしょう。
iHost
・ドメイン契約不可
・共有ホスティングプラン 24ドル/年~
ここは正確にはWordpressプランが無かったんですが、簡単にWordpressが入れられるので記事に追加してみました。
モルドバのサーバ会社で、同国内のサーバ会社では珍しくNVMeを使っているみたいなので速度が速いです。
ドメインは別の会社で契約する必要性はありますが、それを除けば悪くない会社だと思います。
Qloudhost
・ドメイン契約不可
・Wordpressプラン 4.39ドル/月~
トップページに「DMCA Ignored Web Hosting」…これは防弾ホスティングと言えるでしょう。
こちらも上記iHostと同じくドメインはどこかから持ってくる必要性はありますが、安価にDMCAを無視するサーバが借りられるのは魅力的です。
HostStall
・ドメイン契約可能
・Wordpressプラン 6.99ドル/月~
ここはオフショアホスティングです(オフショアホスティングとは厳密には防弾ホスティングとは違うものらしいですが、私は若干混同しているのはご容赦ください)
ストレージにNVMeを使っており高速で、ドメインの登録ができるので1社で完結できるのは魅力的です。
Quality
・ドメイン契約可能
・Wordpressプラン 3.99ドル/月~
社名とドメインが異なっていて紛らわしい会社です。
NVMeを使っていない等、これまで紹介してきた他社と比べて性能は劣りますでしょうが安価で良いサーバ会社だと思います。
(どれ位長く契約すると良いのか分かりませんが)最も安いプランでも契約すると1年分無料でドメインがプレゼントされるそうです。
HostsBook
・ドメイン契約可能
・Wordpressプラン 6.99ドル/月~
最近になってホームページと契約プランををリニューアルした会社です。
VPS(仮想専用サーバー)は色々種類がありますが、「OFFSHORE HOSTING」の欄にWordpressのプランがあります。
cPanelという有料だが使いやすいコントロールパネルが付いてくるそうなので便利だと思います。
というか実際cPanelを何度か使いました。最初は取っつきにくいかもしれないですが結構便利です。
国内のWordpressホスティング
国内のWordpressホスティングやレンタルサーバ会社を紹介していきます。
ここは上記海外の会社と違って、日本語でのサポートがあるので安心でしょう。
ちなみにこの欄はアフィリエイトとなっております。
ConoHa WING
・ドメイン契約可能
・共有ホスティングプラン 941円/年~
日本国内で代表的なサーバ会社の1つでしょう。
1か月おきの契約はできず最も短いスパンでも3か月ですが、ストレージが300GB~からと太っ腹でコストパフォーマンスは良いと思います。
リトルサーバー
・ドメイン契約はサブドメインのみ可能
・Wordpressプラン 1470円/半年~・2340円/年~
個人的にはあまり聞かない名前ですが、1か月あたりの料金が格安でストレージも30GBあるのでとても安くて良いと思います。
ドメインは向こうでサブドメインが用意されているのでそれで良いならそれを使うと良し、他者で用意した独自ドメインを使う事ももちろんできるようです。
ロリポップ!
・ドメイン契約可能
・共有ホスティングプラン 220円/月~
日本国内で有名なサーバ会社の1つです。
月220円からサーバを契約してホームページが作れるのは魅力的だと思います。もちろんWordpressのインストールも可能です。
お試し期間が10日あるので、合うかどうかはそれで試せば良いと思います。
お名前ドットコム
・ドメイン契約可能
・共有ホスティングプラン 1430円/月~
ここも有名なサーバ会社です。
料金が月1430円と高いように感じますが、まとめ払いですと非常にお安くなります(例えば12ヶ月一括払いなら5929円になります)し、条件を満たせばドメイン永久無料という極めて太っ腹な事をしてくれます。
個人的に気になっているVPSホスティング
VPSとはレンタルサーバと比べてやや高価ながらも同居している他のサイトからの影響を受けにくく、また自由度が大きいサーバです。
WordPressを置くにはある程度の性能が必要ですが、逆に性能に余力があれば同じサーバ(VPS)にアップローダとかを色々入れられるので、それらを統括するコントロールパネルを入れて遊べるのは大きいです。
Ablenet
・ドメイン契約不可
・783円/月+初期費用1130円・1234円/月~
大阪府大阪市浪速区の恵美須町に本社を構えるサーバ会社です。
私の拠点となる大阪日本橋のすぐそこです。
この会社のサーバについては以前レビューしましたが、セットアップに手間がかかる事以外は結構使い勝手は良くて悪くないです。
最も安いプランは性能が低い上に初期費用が掛かるので、思い切ってV1プラン以上を契約するのが良いと思います。
Cheapvps.co
・ドメイン契約不可
・3.5ユーロ/月~
「Cheap VPS」で検索したら出てきました。
最低プランのメモリが756MBと少なく、スワップを多めに取るのではなければもっと上のプランを選んだ方が良さそうです。
それにしてもCPUとメモリのバランスが悪いというか、CPUに偏っているというか…CPUが多いに越した事はないのですけどね。
IONOS
・ドメイン契約可能
・2ドル/月~
錯覚ではありません、VPSが月2ドルでレンタルできます。
しかもCPUが1コア、メモリが1GB、ストレージが10GBという中々に悪くない構成です。
さらに上のプランだと飛躍的に良いサーバが破格の値段で使えます。
VPSDime
・ドメイン契約不可
・7ドル/月~
先述のIONOSにはやや劣りますが、「Cheap VPS」と名乗るだけあって高性能なVPSが安くレンタルできます。
他にもストレージに特化した「Storage VPS」もあり、データの保管のような使い方もできると思います(こういうVPSって意外と少なく、さらにデータの保管に特化したものはオブジェクトストレージという方式であるのはあるのですが、ちょっと使いにくいです。)
PERAMIX
・ドメイン契約可能
・6.99ドル/月~
これはNVMeが使われています。
本来NVMeは高いんですが、それを利用したサーバの利用料をここまで低く抑えられるのは凄いと思います。
HOSTKEY
・ドメイン契約不可
・2.5ユーロ/月~
防弾ホスティングで有名なオランダのサーバを安価に借りられます。
こちらもストレージVPS等をレンタルする事ができます。
Deltahost
・ドメイン契約可能
・7ドル/月~
ウクライナのサーバ会社で一部のハッカーの間ではDMCAを無視したりする、柔軟な運用体制を取っている事で有名な会社です。
ここもそれなりに安く借りれ、.su(旧ソ連)ドメインといった変わったドメインを(高価ですが)レンタルする事ができます。
最後に
どうでしたでしょうか?(後半になるにつれて説明が雑になって行っているような気がしますが)
私個人のメモも兼ねて記事にしましたが、興味があれば参考にしてください。
それだけでも嬉しいです。
サーバについて色々調べ物をしましたが面白いです。
機会があればまたこうしたサーバについて色々と調べてみたいと思います。
ブログ移転を迫られる日が来ないと良いですが…
関連記事
・防弾ホスティング会社を探すのにhostadviceは使えるのか検証したい
コメント
私が海外の防弾ホスティングを探すときはblackhatworldとかlowendtalkとか使いますねー
web hostingって書いてあるやつは大体wp使えます
私はドイツ法で禁止されていないコンテンツであれば許可されているRoyaleHostingが気になっています
コメントありがとうございます。
RoyaleHostingというのはここでしょうか?
https://royalehosting.net/
そこです!
価格設定的にVPSを使うことになると思うんですけど、かなり安いので良さそうだなと
まだ試してないので実際使うと問題ある可能性はあります