こんにちは、草井真良です。
今回は海外のホスティング会社のレビューサイト「hostadvice」の紹介と検証をしたいと思います。
はじめに
まずhostadviceについて簡単に説明しますと、一言で言えば全世界のほぼ全てのホスティング会社を網羅したレビューサイトで、日本語にも対応しているという便利なサイトです。
英語も一部ありますが、大体は日本語表記もしてくれて各ホスティング会社ごとに最低価格も表記してくれるので、海外の良いホスティング会社を探すのには便利なサイトと言って良いでしょう。
それでは本題に入っていきます。
防弾ホスティング会社探しに使えるかおすすめ順から検証
さて、このサービスは色々なホスティング会社を探せるのですが、その中でも一つ特殊なのが防弾ホスティングというものです。
防弾ホスティングについては過去に記事を書いているので、詳しく知りたい人は上の記事をご覧ください。
今回はこちらのページの2023年版をベースに、私が知っている・もしくは調べた範囲で解説していきたいと思います。
Ultahost
・公式サイト
・契約に必要な最低金額(1か月分)
VPS:5.50ドル(割引後の価格)~
VPS(Windows):15.90ドル(割引後の価格)~
・評価
HostAdviceでおすすめのオフショアホスティング企業1位に輝いた会社ですが、トップページやメニューからはたどり着けないので、裏メニュー的な香りがします。
後述のZynooもそうですが、防弾ホスティング界における新進気鋭の会社でしょう。
それ故に利用者やレビューが少ないのでまだ何とも言えませんが、割引後とはいえ最低価格が5.50ドルからというのは割と安価だと思います。
大抵の防弾ホスティング会社のプランは高いですから、これは良心的な価格だと思います。
欠点を挙げるのならオフショアのプランがVPSしか見当たらない事でしょうか。
扱いやすい共有ホスティングプランや、性能が強力な専用サーバプランがなさそうで初心者や上級者には使いにくいかもしれません。
BlueAngelHost
・公式サイト
・契約に必要な最低金額(1か月分)
VPS(HDD):8.99ドル~
VPS(SSD):9.99ドル~
専用サーバ:49ドル~
・評価
オフショアホスティング2位の会社です。
大っぴらに「Offshore Hosting」と謡っています。
後ほど述べるVirtualSystems(YSYS)とKoddosもそうなのですが、防弾ホスティング界の老舗と言える会社です。
専用サーバが49ドルからレンタルできます。100ドル超えの会社もある中でこれはお安いです。
ただこれが必要な局面は多くはありませんが、回線やマシンの性能は強力です。
VirtualSystems(YSYS)
・公式サイト
・契約に必要な最低金額(1か月分)
共有ホスティング:5ドル~
VPS:18ドル~
専用サーバ:99ドル~
・評価
3位の会社です。
メニューからオフショアホスティングを注文できます。
上記2社と比べてVPS・専用サーバがお高めですが、大体の防弾ホスティングはこういう価格です。
恐らくその分サポートが充実していたり、苦情に対する耐性が高い、と思われます。
そうでなければこの防弾ホスティング界では生き残れませんでしょうから。
防弾(オフショア)ホスティングプランではオランダとウクライナのサーバを選択できます。
ZYNOO
・公式サイト
・契約に必要な最低金額(1か月分)
共有ホスティング:5.95ドル~
VPS:10ドル~
専用サーバ:44ドル~
・評価
4位の会社です。
以前は話題に出てこなかった会社なので最近になって頭角を現してきた会社なのでしょう。
全般的にお安めで悪くないと思います。
もし私が防弾ホスティングをまた契約するならここにしようかと思うくらいです。
Koddos
・公式サイト
・契約に必要な最低金額(1か月分)
共有ホスティング:8.95ドル~
VPS:12.95ドル~
専用サーバ:90ドル~
・評価
5位の会社です。老舗の会社です。
オランダと香港のサーバを借りれます。
正直言って特に言う事はありません。老舗ですし信頼性はあるでしょう。
余談
ちなみに去年安価で人気だったFlaunt7という防弾ホスティング会社がありましたが、買収されてPhanes.cloudという名前の会社に再編されています。
多分防弾ホスティング会社の話に出てこなくなったので、恐らく防弾ではなくなりました。
過去に防弾ホスティングで有名だったNovogaraという会社があります。
そちらは脱税で摘発されて方針を転換、防弾ホスティングではなくなったので、防弾ホスティング会社であり続けるのは難しいと言えます。
リスクも大きいですしね。
最後に
長々と書きましたがいかがでしたでしょうか?
防弾ホスティングと言ってもどんな苦情に強いかの種類もあるので一概には言えないのですが、実際に使える会社かどうかを見極めるには契約して使ってみないと分からない事が多いです。
それに実在する弁護士を侮辱したり、事実を摘示して彼らの信用を落とすような使い方をしない限り、防弾性能が必要な局面は殆どないでしょう。
それに防弾ホスティング会社のプランは大体が性能の割に価格が高くつきがちなので、そうでない一般のホスティング会社の方が安く契約できるでしょう。
WordPressで日記を書くだけならPorkbunでドメインとWPのプランを契約するだけでも良いでしょう。ドメイン代だけで契約できるフリープランもありますし。
今回こうした内容を書いているのは、私が過去にあちこちの防弾ホスティングを契約して獲得した教訓からです。
言論弾圧の危険がない限りは、防弾チョッキと同じく、防弾ホスティングはロマンという事で締めくくらせていただきます。
(結局検証にはならなかった)
それでは。
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